大阪市住之江区北加賀谷に、SMASELL Sustainable Commune(スマセル サステナブルコミューン)という複合施設が、2024年8月9日グランドオープンしてました。
地図ではここ↓
住所は、〒559-0011 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5丁目5−26です。
「SMASELL(スマセル)」ってどんな施設?
「SMASELL(スマセル)」は、正確にはSMASELL Sustainable Commune(スマセル サステナブルコミューン)と言い、ファッション、インテリア、アート、家庭雑貨、食品を取り扱うショッピングモールです。
扱われているのは、環境にやさしい製法で作られた製品、ヴィンテージやアップサイクル品、売れ残りの商品などなど、サステナブルがテーマです。
カフェと7軒のショップで構成されていて、おいしい!たのしい!うれしい!衣食住を楽しみながら「SDGs体験」ができる複合施設なんです。
※SDGs(エスディージーズ)とは、より良い世界をつくり継続するための、193カ国が目指す国際目標です。「貧困をなくそう」「全ての人に健康と福祉を」など、17項目の目標が定められ、世界中が取り組んでいるんですよ。
スマセルは、約200坪の鉄工所跡地の廃工場をリノベーションして作られたんやそうです。これが…↑
↑こうなりました!
スマセルを作ったんは誰?
SMASELL Sustainable Communeは、オンラインアウトレットモール「スマセル」を運営してる「株式会社ウィファブリック」によって作られました。
オンラインアウトレットモール「スマセル」は、さまざまなファッションブランドが MAX98%OFFで購入できるファッション通販サイトです。
ファッションの廃棄ロスをなくすための大きな取り組みで、SDGs達成に寄与してる企業なんですよ。
この方が社長さんです!
この日、最高執行責任者の方もいらっしゃって、ご丁寧に全店舗を案内してくださいました。ほんで、色々とお話を伺ってきましたよ。
どんな店舗が入ってるん?
SMASELL Sustainable Commune(スマセル)には、カフェと7つのショップがあります。
1階
- SMASELL CAFE(スマセル カフェ)
- スマセルストア
- ECOALF(エコアルフ)
- I’m shipshape(アイムシップシェイプ)
- O0u(オー・ゼロ・ユー)
2階
- NIKKO(ニッコー)
- RESTYLE(リスタイル)
- KOBE AGAVE SHOP(コウベ アガベ ショップ)
スマセル1階店舗
SMASELL CAFE(スマセル カフェ)
もぉ~~めちゃめちゃ可愛いっロンドンバスのカフェです。このロンドンバスは、実際にイギリスで走ってたもの!千島土地株式会社から譲り受けたものなんやそうです。
東京・下北沢のベーカリー「Universal Bakes」(ユニバーサルベイクス)の100%ヴィーガンのドーナツやパン。
食品ロスがゼロという芦屋の二つ星イタリアンレストラン「ボッテガブルー」のハンバーガー。
そのほかにも、パタゴニアが作るオーガニックビール。その他ジェラートや大阪ビールなど、美味しく食べながら、サステナブルを体験。「SDGs」への取り組みに参加できます。
スマセルカフェで食べてきました↓
スマセルストア
スマセルストアは、ファッション・雑貨・コスメ・食品など、スマセルがPICKUPした製品を扱うセレクトショップです。
- スケートボードをアップサイクルしたキーボルダーやスマホケース「RE:BOARD」
- 元ジャーニーズの森田美勇人のブランド「FLATLAND(フラットランド)」
- and/or(アンドオア)のグラノーラ
- JOHNBULL(ジョンブル)の洋服
- CASA FLINE(カーサフライン)の雑貨
- Offen(オッフェン)のシューズ
- HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)のピーナッツバター
- ASAKO IWAMIZUの端切れを使ったキメコミアート
- アップサイクル犬服の「PLAYFUL MAG」
- 井浦新のブランド「niko and … TOKYO」
などなど
色んなものが取り揃えられています。
古着釣りなんかもあります。
30分3,000円で、釣れた中から1枚選んで持って帰れます。主に子ども服になってるみたい。
お子さまに釣らせてあげたら、縁日ですね~(*´▽`*)
O0u(オー・ゼロ・ユー)
「O0u(オー・ゼロ・ユー)」は、アダストリア子会社「ADOORLINK」のブランドです。
持続可能なファッションとしての出店です。サステナブルな素材や製造法で作られた洋服たち。
シンプルなデザインもあれば、ちょっと凝ったものまで…。サロペットがめちゃめちゃ可愛かったです!またまた、まさかの写真撮ってない事態が発生💦現地で見てくださいね
こんなものまで再生…「ネンネコ 足入れふとん在中」古い衣装ケースもディスプレイに使われてました✨こんな衣装ケース見え覚えあります。それに、ねんねこ…懐かしい響き。昭和ですね~。
ECOALF(エコアルフ)
ECOALF(エコアルフ)は、ヨーロッパ発のサステナブルファッションブランドです。
リサイクル素材や、環境にやさしい天然素材のみを使用した製品をつくっています。靴もありました。
ブランド自らが海洋ゴミを回収し、ファッションアイテムに再生してるんやそうですよ。
I’m shipshape(アイムシップシェイプ)
「I’m shipshape」は、LAを拠点にするブランドです。
デザイナーでアーティストのSean Wotherspoonと、東京ファッションディレクターUchiの共同プロジェクト「SWUCHI」によるコンセプトストアみたい。
カラフルなTシャツから、シンプルな古着まで多彩な取り揃えでした。
スマセル2階店舗
2階へはスロープを渡って上がります。
あちこちに、そのまま使っている鉄工所跡がたくさんあります。
古いものと新しいものの融合が、レトロモダンな雰囲気を醸し出してますよね。
捨てるのではなく、再利用する。まさにサスティナブルです。
上から見るとこんな感じ。
RESTYLE(リスタイル)
RESTYLE(リスタイル)は、ヴィンテージ家具をセレクトして販売するインテリアショップです。
国や年代などもバラバラで、色んなイメージの家具が取り揃えられてます。
めちゃいいな~思たのが、この一輪挿し。廃材から作られているとか信じられませんね。
近くにもう1軒RESTYLE(リスタイル)の店舗があるゆーことでしたが、スマセルを出てすぐ左側にありました!
入り口のドアがすごい!中に入っていませんが、また行ってみたい思います。
NIKKO(ニッコー)
NIKKO(ニッコー)は、1908年創業の陶磁器・食器メーカーです。
原料加⼯から最終⼯程に至るまで⽯川県の⾃社⼯場で⽣産し、ホテルやレストランなどでも使われている有名なブランドなんですよ。
驚いたのが、土に返すことのできる食器なんやとか。
これが、食器から作られた肥料です。そんな技術があるんですね~。持続可能…永遠やん~えげつないほど素晴らしい思いました。
KOBE AGAVE SHOP(コウベ アガベ ショップ)
KOBE AGAVE SHOP(コウベ アガベ ショップ)は、厳選したアガベを販売するショップです。
アガベだけでなく、マダガスカルの塊根植物、各国の珍奇植物とか、取り揃えられていました。めっちゃ可愛い植物ばっかりでテンション上がりまくりです~
スマセル内に置かれている全ての植物は販売品です
実は、スマセル内に置かれている全ての植物は販売品で、購入できる商品です。
1階も2階も、ショップの中も。
色んな場所の観葉植物は、KOBE AGAVE SHOP(コウベ アガベ ショップ)の商品みたい。
これはどないやろ?
もしかすると例外あるかも?店員さんにお尋ねくださいね。
イベントも開催してる
さまざまなイベントも開催されてます。
昨日、8月24日はこんなイベントがやってました。
10時~11時 ヨガ体験(岡田香奈のヨガ・ピラティススタジオstudio Sukha)
11時~20時 Monthly FLEA MARKET(フリマスペース)開催
18時~20時 「DJ Touge」によるDJ TIME
ヨガ体験
上記は、スマセルのヨガ体験に集まった女性たちです。
ヨガとランチのセットで3,000円の体験レッスンです。健康&美意識の高い方がこんなにいるんですね。素晴らし~!見習わないとあかん
ヨガは、スマセルから出てすぐの場所にある「kagoo」、ここの3階で開催されるみたい。
この「kagoo」の側面の窓に、メーテルがいたから気になってパチリ📸メーテル、若い人は知りませんよね(;’∀’)私もめちゃちっちゃい頃です
真っ白の建物にメーテルがおるから、めっちゃ目立ってました。鉄郎はいてません。
Monthly FLEA MARKET(フリマスペース)
Monthly FLEA MARKETは、著名人による私物のフリマで、9/29まで開催してます。(スマセルは、金土日祝のみの営業で、月~木の営業はなしですよ。)
靴とかレコードとか飛行機の模型?とかもありました。
「DJ Touge」によるDJ TIME
DJ TIMEは、2階のモニターがある場所で行われます。照明を落とすらしいんですが、エキサイティングで楽しい時間になりそうですね。
スマセルで楽しみながらSDGsに寄与できる
買い物するだけで実感できるSDGsへの貢献
スマセル内のショップで商品を購入すると、100円の木のコインが渡されます。
自分の好きなNGO団体(森林保全団体・戦地の難民支援・地震の被災地等)のボックスに投函し、寄付ができる仕組みになってるみたい。
- 寄付1回が子どもたちの1食分の食事になる「新北スマイル食堂」
- 森林の保全活動を行う「moreTrees」
- ウクライナの難民を守り支える「国連UNHCR協会」
SDGsへの貢献に対し、めっちゃ実感が湧く取り組みです!
不要なおもちゃや本を再利用できる
ほんで、スマセルでは、おもちゃや絵本の物々交換スペースが設置されてます。
スマセルの利用でSDGsに寄与してることになりますが、捨てよー思てるおもちゃを持ってくだけでもさらに貢献できますね。
ほんで、いらんようになったおもちゃや絵本を持ってきたら、その数だけ他のもんを持って帰れるみたい。(10個まで)子どもたちも目新しいおもちゃに大喜びしますね。
トイレにはおむつ交換台もある
スマセルのトイレにはおむつ交換台もありました。
小さなお子さまを連れてても安心です。使用後は、ちゃんと電気消してくださいね。
アートの街「北加賀谷」
実は、北加賀谷は「大阪のアートの街」です。
兼ねてより、千島土地株式会社が住之江区北加賀谷による街づくりを行っており、アートスポットなどがたくさんあります。
- 「千鳥文化」食堂やバー・ギャラリーなどが集まる文化複合施設
- 「モリムラ@ミュージアム」現代美術家 森村秦正の個人美術館
- 「kagoo」元家具屋を再生したクリエイティブ拠点
- 「MASK」大型美術品の見せる収納庫
- 「μ北加賀谷」家具店やセルフスタジオプリントが入居する複合施設
そのほかにも、コミュニティパークや、アトリエ、ギャラリーバー、各所にあるアート作品などがよーけある街なんです。
昨今、古民家が話題を集めてますよね。いい雰囲気ってだけやなく、捨てずに再利用する・持続可能を目指す、そういう観点からも、注目を集めてるんですね。
北加賀谷の街全体、今以上人気になるんやろな思います。
周辺情報
スマセルへ行くには…住之江区第258号線 北加賀谷交番東の交差点 「つるかめさんの家」の筋に入ります。
反対側から見ると「スシロー」のある手前の道ですよ。
北加賀谷公園を越えて右折
1つ目(老人ホーム加賀屋の森とkagooの間)を左折すると突き当りにあります。
近隣のコインパーキング
スマセルには駐車場はあれへんから、近隣のコインパーキングを使ってください。
いっちゃん近いんは、タイムパーク北加賀谷第6駐車場です。
さいごに
スマセルは、とにかくめっちゃお洒落で非日常な楽しみが得られる空間でした✨
サステナブルやSDGs…そんなん知らんわ~興味ないわ~と思う人も少なくない思いますが、ゆーたら私たちが住む地球の存続にも関わることです。楽しみながらできるんやったら、やっても損ちゃいますよね。
社長さんからメッセージをいただきました⇒「ご家族揃って楽しめる施設なので、気軽に遊びにきてください!」
みなさん、金土日祝はぜひスマセルへ~♪
(スマセル サステナブルコミューン)
〒559-0011 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5丁目5−26
0666835123
営業日:金土日祝
営業時間:11時~20時
アクセス:地下鉄 北加賀屋駅(四つ橋線)より徒歩6分
大阪より 梅田ICから約20分
神戸より 西宮北ICから約50分
京都より 鴨川西ICから約1時間