公園とかにある「消防ポンプ収納庫」中身どんなんか見たことありますか?
ちょっと前、住吉区長居の鶴ヶ丘児童公園に消防士さんたちが点検に来てたから、中に入ってるもん見せてもらったりとか色々教えてもらいました。
「消防ポンプ収納庫」の中身
「消防ポンプ収納庫」の中に入ってるんは「可搬式動力消防ポンプ」いうやつです。
震災の時に消火栓が使われへん時とか、消防車が来られへん非常時とかに、火災に対応するために置かれてるんやそう。
入り口の鍵は自治体の方が持ってはりますが、地震とか来てどうしても使わなあかん時「緊急事態の時は鍵は壊してもーていいです」とのことです。
自治体の方は、使い方も知ってて練習もしてるんやそうです。
「可搬式動力消防ポンプ」の使い方
黒い吸水管をくっつけて、貯水槽に入れて水を吸い上げ、もうホースで水を出します。(川とか池でも使えるそうですよ。)
貯水槽はこれ↑
防火水そうって書いてますが、全く意識したことなかったです。ただのマンホールや思てました。
近所のどこに貯水槽があるかプールがあるか、避難所とかの用紙もありました。
区役所にも防災マップっていうのがあって、どの場所にあるか全部書いてて、大阪市内全域、全てのところで水が出せるようになってるんやそうですよ。
中には、使用方法もマニュアルがありました。
ここに入ってる機種は「シバウラ TF516SH」いうやつで、鶴が丘児童遊園 山之内北公園 山之内中央公園 苅田中公園 苅田北公園・清水丘ふれあい公園にあるみたいですね。
始動までの準備
- 放水弁ハンドル【1】を 「閉」 にする
- ドレンコック【2】を閉める
- 吸水管【3】をポンプ本体に結合する
- 吐水口【4】にホース【5】を結合する
(“カチッ” と音がするまで差込む)
「吸水管」は黄色い矢印ので、水を出すホースはピンク色の矢印のです。
始動から放水まで
始動
- 燃料コック【1】を「開」にする
- スロットル【2】「始動」の位置にする
- スタータハンドル【3】を握り強く引張る
- スロットル【2】を「吸水」の位置にする
- 吸水レバー【4】を「吸水」方向に引く
(排水ホースから連続的に水が出る) - 吸水レバー【4】を元の位置に戻す
放水
- 放水準備の安全確認をする
- 放水ハンドル【5】をゆっくり開ける
- スロットル【2】を「高速」側にする
(適切な圧力に調整する)
停水
- スロットル【2】を「低速」にする
- 放水弁ハンドル【5】を「閉」にする
- ストップスイッチ【6】を押下する
さいごに
使う機会はないに越したことないけど、非常事態の時のために、使い方を覚えておいた方がいいかも。
貯水槽の蓋の開け方…聞いてませんでした💦それいっちゃん大事かもやのに。ここを見てください。
お子さまがいてはるお家は、お子さまにもどんなもんが入ってるんか教えたげてくださいね。
消防士さんたち、お忙しい中どうもありがとうございました!
大阪市住吉区長居1丁目10