7月末にオープンした『ごはん・本・のみもの「なる庭」』でポークソテー定食をいただきました。
長居「なる庭」のポークソテー定食
「なる庭」のポークソテー定食。
豚肉は、表面はカリッと焼かれ、内側は柔らかくてとってもジューシー(≧▽≦)で、しょうゆベースのソースで仕上げられていました。
ほのかにバターの風味が広がって、ガーリックのコクとしょうゆの香ばしい味が、めちゃ美味しい!
噛むとジュワッと、豚肉本来の甘みや旨味も感じられました。おまけに、カットされているので食べやすく、ご飯がすすむこと。
ボリュームのあるお野菜と一緒にいただいても◎でした。
加えて美味しかったのが、お味噌汁。どうやったらこんな味が出るのかと聞いてみると、「3種類のお味噌をブレンドさせている」とのこと。
家では作れない味です。ほんま美味しかった。
なる庭のお料理全般、妹さんがご担当されるそうで、お味噌汁は「なにわそば」からお勤めになっている方が作られているそうです。
「なる庭」のメニュー
なる庭の現在のメニューはこちらです。↑
今は、まだ完璧なメニューではありません。この日、カレー(?)もできるとおっしゃっていました。
後述しますが、少しずつ充実していく予定ですよ。
今気づきましたが、クリームソーダやラズベリーソーダなんかがある(≧▽≦)
ミックスジュースやカスタードプリンなどもあるし、カフェチックな飲み物やスイーツなどのメニューも増えていきそう。
定食には、+250円でコーヒーがつけられます。
知りたかった「なにわそば」をやめた理由
私はなにわそばをやめてしまった理由、なんでなんかってずっと気になってました。若い頃と違ってあまり行ってなかったし、お話を聞く機会もなかった
私と同じように気になっている方もきっといてますよね。ちょっと聞いてきました。
諸々事情がありますが、その中でも大きな理由があります。
おそばは手間がかかりすぎるということ。
そばつゆは「かえし」と「だし」を合わせて作りますが、かえしを作り、毎日かつおの出汁をとったりして、それはそれは大変だったとのこと。
その他にも「どんぶりの出汁」や「ざるそばの出汁」などが個別にあったり、木の葉丼だったら椎茸を炊いとかなあかんな、とか…。
市販のもんでやってしまうこともできるけど、「なんか味ちゃう」とか「美味しくなくなった」とか、ずっと食べてくれてるお客さまに対して、そういう想いもさせたくないし。
体力的なことを考えたら、この先続けていけないね…もうやるだけやったね、一旦終わろうってキリをつけたんやそうです。
どんぶり物だったら手順もわかってるし、しやすいからこれからやっていこうかなと予定してるらしいです。
かつ丼とかかつ玉もしていくかも…っておっしゃっていたので、めっちゃ嬉しいです!
おうどんとかおそばもやるかも知れへんけど、前みたいにがっつり本格的なのはできないとおっしゃっていました。
本を置いている理由
本は、妹さんの読んだもの、読みたいものが置かれていますが、本を見て下さった方の何かの気づきやきっかけになってもらえたら…とおっしゃっていました。
昔、長居には、4,5件本屋さんがあったけど、お客さまが「この辺、本屋さん全然ないですね」とおっしゃったのが動機になったとか。
それを聞いて「なんかなぁ~」と思ったし、前から本を置きたい思ってたこともあって「ごはんと本とのみもの」の「なる庭」が誕生しました。
読みたいものを見つけた方は、ぜひ「なる庭」でお食事やティータイム中にゆっくり読書なさってくださいね。
さいごに
「なる庭」は、民俗学の講義を受けた時に聞いた「なにわ」の語源の一説からきているんやとか。
そして「なるにわ」は、みんなが集まって太陽を浴びる広場みたいなんでもあるということからも、次のお店は「なるにわ」にしようと家族で話し合っていたんやそうです。
ほんま、素敵な名前。
ご姉妹で新たにスタートとなった「なる庭」。多くの方が集まり、ゆったりとリラックスできるお店になりそうです。
※表示価格は2024年8月時点の価格です。営業時間含め、最新情報をお確かめください。
大阪市住吉区長居3丁目7−13
営業時間:未定
定休日:未定