とぅるん──口溶け柔らか「藤原富寿堂」の葛まんじゅう。和菓子のよさがぎゅっとつまってる（粉浜商店街）【レッすみグルメ】

レッドハリケーンズ大阪とすみつーコラボ企画【レッすみグルメ】第3弾、住之江区4店舗目「和菓子 藤原富寿堂」(ふじわらふくじゅどう)さん。

朝まだ暗いうちから作る和菓子たちが、所狭しと並ぶ店内。

やばいほど綺麗で、口に入れた時のとぅるん感と、その後の口溶けに感動すら覚える「葛まんじゅう」をいただきました。

「藤原富寿堂」の和菓子いろいろ

とぅるん──口溶け柔らか「葛まんじゅう」

ほんま綺麗やから、写真もっかい✨

葛まんじゅう　180円

「藤原富寿堂」さんの葛まんじゅうは、見た目・食感・味、全てにおいて想像を遥かに超える感覚でした。

まずは見た目。あんこの色と、外のぷるぷるで透明なとこがツヤツヤでほんまに綺麗～。

この部分、葛粉なんやそうですが、わらびもちでもゼリーでもない、なんとも言えん感じです。

葛まんじゅうが入ってる三角の笹を軽くキュッと押したら、中から押し出されてるんですが、「とぅるん♪」って口に入ってきます。

これは、「とぅるん♪」って口ん中に入ってきた瞬間、「ん～～！」って、思わず声がもれた時の選手たち。

うわずった「ん～～！」、でももうその声すら出てへんって感じでした。

ほんで、中のこし餡がなめらかで、口溶けの柔らかいこと…！(≧▽≦)

北海道十勝産100％のあずきで作られたあんこは、控えめな甘さと、やさしい余韻がじわ〜っと染みてくる感じ。

重たないから「もう1個いこかな」って思ってまいます。

「藤原富寿堂」さんの葛まんじゅうのポイントは、巻いてる笹についてる塩加減とあんこの甘さのバランスなんやそうです。

和菓子って食べる機会多くない思うんですが、和菓子の良さをあらためて実感したって感じがしました。

いちご大福とチョコ生もち

選手たち、さらになんか食べよーと、2種類をチョイスしました。

いちご大福　230円
生チョコもち　210円

いちごでっかい！絶対これええやつ使ってそう～、いちごの酸味と瑞々しさが、あんこの甘さと相まって…食べ合わせの妙ってこういうことかも(≧▽≦)と選手たち。

純国産餅米を使ってたりと、材料にもこだわってはります。

メニュー

おはぎにかしわ餅、桜餅、団子に大福…どれ選んだらいいかわからへんようになるくらい、よーさんの種類があります。

食べたいもんがありすぎて困る。

密豆やプリン、タルトとかも。

「藤原富寿堂」さんでは、わらびもちも人気商品で、食感や風味を出すために原料の配分にこだわってるそう。きなこも国産の大豆を使てるそうです。

節句の時期には、ちまきも登場します。

どらやきや、ゼリーや羊かんなど、おやつにするんはもちろん、贈答もありますよ。

和菓子愛、詰まってました

ご主人は、幼稚園のころ、おじいちゃんの膝の上で食べるおはぎや桜餅が大好きやったそう。

その頃の記憶がきっかけで、和菓子の道を目指されたんやとか。

好きなものを仕事にできるって、ほんまに素敵。そこに注がれる愛情、溢れまくりや思います。

ご主人がほんまに和菓子を好きやからこそ、その“好き”が、まんま味になってる感じ。

このバランス、このやさしさ…なんやろ、「伝わってくる味」って、こういうことなんやと思います。

さいごに

葛まんじゅうの“とぅるん”に始まり、あんこの余韻や素材のこだわりまで、全部がじんわり伝わってくる味でした。

お店の雰囲気も落ち着いてて、ご主人とのお話しもあったかい。「また来よ」って、自然に思える素敵なお店です。

店舗詳細

 
※2025年5月時点の情報です。営業時間・価格など、最新情報をお確かめください。

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